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「恩返しの先送り」というお話。

復興支援活動をさせていただく機会があり、被災された方やその地域と関わりをもたせてもらっています。

初めの方は、”かわいそう”とか”ちょっと見てみたい”とかミーハー的に活動していた。
ある時を境に、なぜか
「恩返しを先にしているだけではないかな?」
と、思うようになった。

それは、いつかくるかもしれない我が身や親族、近くの人に起こる災害。
いつ、どこに、どんな状況で、どのようにくるかわからない…
そんな時、どこかの誰かに必ずお世話になる。
自分は何でも一人でできると思ってしまいがち。
考えてみると、自分のいのちある時にはならないかも。
でも…
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自分がならなくても、自分の子どもや孫。
そんなことを思うと、人ごとではないことに気がついた。

自分ができることは、今少しでもできることをさせてもらうこと。
それが、自分の子どもや孫のためになるのではないかという
「恩返しの先送り」
なのかもしれない。

大切にしたいのは、言葉だけになってしまうことではない。
災害が起きた時だけではなく、普段の生活から何かに”恩返し”をしていける生き方を。
それは、普段のちょっとしたこと。
ごみ拾い、元気なあいさつ、ありがとう…
何気ないことだけど、普段の自分が災害があったり危機的なことが起きた時には出る。
普段の生き方を高めていく。
そのために、自分のためにだけ時間やモノ、お金を使うのではなくて、人のために動ける自分を育てたい。

リョウ

本日はJINにお越しくださりありがとうございます。このお話しを書いた 山崎 といいます。
もう一言だけ。 私の好きな言葉になります。

茶道の所作の中で、「茶杓を棗に置く、持ちあげる…」という所作がある。
軽い茶杓だからといって軽く簡単に動かすのではなく、見ている人(正客)が重みを感じれるような所作。
見えないものだが、見ようとする人には見える世界。
世の中には、往々にしてそうした世界を見ている人がいる。
茶道はその時だけでなく、普段の鍛錬が所作になり茶の味となる。
つまり、生き方が美味しい茶を生み出す。
実践が香り高い茶を出す。
肚で息ができると、茶に深みが出る。
千利休の茶は本当に美味しかったに違いない。
倫茶 宗匠

千利休 senno rikyu 重いものを軽いもののように、軽いものを重いもののように より .

よろしければ、他にもいろいろなお話しをご用意しております。お時間ありましたらぜひご覧になってみてください。