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「恩返しの先送り」というお話。

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復興支援活動をさせていただく機会があり、被災された方やその地域と関わりをもたせてもらっています。

初めの方は、”かわいそう”とか”ちょっと見てみたい”とかミーハー的に活動していた。
ある時を境に、なぜか
「恩返しを先にしているだけではないかな?」
と、思うようになった。

それは、いつかくるかもしれない我が身や親族、近くの人に起こる災害。
いつ、どこに、どんな状況で、どのようにくるかわからない…
そんな時、どこかの誰かに必ずお世話になる。
自分は何でも一人でできると思ってしまいがち。
考えてみると、自分のいのちある時にはならないかも。
でも…
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自分がならなくても、自分の子どもや孫。
そんなことを思うと、人ごとではないことに気がついた。

自分ができることは、今少しでもできることをさせてもらうこと。
それが、自分の子どもや孫のためになるのではないかという
「恩返しの先送り」
なのかもしれない。

大切にしたいのは、言葉だけになってしまうことではない。
災害が起きた時だけではなく、普段の生活から何かに”恩返し”をしていける生き方を。
それは、普段のちょっとしたこと。
ごみ拾い、元気なあいさつ、ありがとう…
何気ないことだけど、普段の自分が災害があったり危機的なことが起きた時には出る。
普段の生き方を高めていく。
そのために、自分のためにだけ時間やモノ、お金を使うのではなくて、人のために動ける自分を育てたい。

リョウ

本日はJINにお越しくださりありがとうございます。このお話しを書いた 山崎 といいます。
もう一言だけ。 私の好きな言葉になります。

「私は大きなことをするために大学へ来て勉強しています。掃除のような誰にも顧みられ
ない小さなことにこだわっていては、大きなことが出来ないのではないでしょうか」とい
うものでした。
そこで私はその学生に、「あなたは大勢の人が見ている前で、道に落ちている一本の煙草
の吸殻を拾うことが出来ますか」と尋ねたところ、「拾えません」という返事でした。「あ
なたはずいぶん立派な体格をしていますね。手を見せて下さい。こんな立派な手があって
どうして拾えないのですか」とさらに聞くと、「恥ずかしいから、とても出来ません」と言
うことでした。
この学生がいうとおり、私たちは道に落ちている煙草の吸殻、空き缶一つ拾うのにも、
大きな勇気と広い心がなければ出来ません。
「私は毎朝、自分の会社の周辺と道路の掃除をしています。バス停にはいつも5・6人
の人がバスを待っています。その目の前でゴミ拾いをすることは、なんとなく気恥ずかし
ものです。ましてや、その人たちの足元に落ちている吸殻を拾うのには、相当の抵抗があ
ります。しかし、人間というのは、そうした抵抗を超えていくことで心が鍛えられ、より
成長出来るものだと思います。ですから吸殻を一日に少しずつでも拾って歩けば、そのた
びに大きな勇気を得ることになります。
「私はこの吸殻や空き缶を拾うことだけが目的ではなく、日本をゴミ一つない国にした
いと思っています。これを小さなことだと思いますか?」と尋ねました。
学生は即座に「大きなことだと思います」と答えてくれました。
「そうでしょう。やっている行為は小さく見えても、実は大きな意味があるのです」と
お話ししました。

鍵山秀三郎 ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる より .

よろしければ、他にもいろいろなお話しをご用意しております。お時間ありましたらぜひご覧になってみてください。