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「モノには魂が宿る」というお話。

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昔の人はよく、モノだけでなく自然など多くのものに神様が宿っていると言われました。
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今では、そんなことを言うと「古臭い」「科学的に…」などの声が聞こえてきます。
しかしながら、思うのです。
モノを作るとき、どれだけの思いや時間をかけて創り上げるのか。
何かひとつ創ったことのある方ならわかるかもしれません。
例えば
土からひとつの器を作る
木から紙や家具を作る
海水から塩を作る
など、一つ一つ今は百均に行けばなんとかなるものばかりです。
何不自由なく生活ができます。
少し前まではそうではなく、自ら作っていたものばかりです。
便利な世の中になり、モノはたくさんあります。同じように心も豊かになれば言うことはありません。
便利の代わりに失ったものもあるのではないでしょうか。

手間暇をかける
[てま]と[ひま]をかける
手の間、日の間でてまひま。
そう思うと、手をかけ、日をかけて何事もとりくむ。
そんなコツコツとした時間のあらわれが「ひと」であり「モノ」であるような気がします。
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先に述べたモノを一から作っているようで、実は自然のものを使わせてもらっている。
人間が作ったものは、自然のものをお借りして手を加えてなにか違う形に変える作業です。
人間の役割はなんなのでしょうか。
自然界において。

と、こうして考えていくと深くなりすぎてしまいます。
ただ、ちょっと手間暇をかけることが日常生活にあれば、自然やモノに対して感謝(魂)を感じれるのではないでしょうか。
そんなことをたまに考えては、土をいじっています。

リョウ

本日はJINにお越しくださりありがとうございます。このお話しを書いた 山崎 といいます。
もう一言だけ。 私の好きな言葉になります。

茶道の所作の中で、「茶杓を棗に置く、持ちあげる…」という所作がある。
軽い茶杓だからといって軽く簡単に動かすのではなく、見ている人(正客)が重みを感じれるような所作。
見えないものだが、見ようとする人には見える世界。
世の中には、往々にしてそうした世界を見ている人がいる。
茶道はその時だけでなく、普段の鍛錬が所作になり茶の味となる。
つまり、生き方が美味しい茶を生み出す。
実践が香り高い茶を出す。
肚で息ができると、茶に深みが出る。
千利休の茶は本当に美味しかったに違いない。
倫茶 宗匠

千利休 senno rikyu 重いものを軽いもののように、軽いものを重いもののように より .

よろしければ、他にもいろいろなお話しをご用意しております。お時間ありましたらぜひご覧になってみてください。