JIN

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素直なお話し

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「この子、ちゃんとわかってハンカチ置いてたね。見てて、感動して涙が出てきたよ」

これは、1歳2ヶ月の息子に対して、初めてお会いしたマダムが言われた一言。

石切劔箭神社上之社

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御湯神楽(おゆかぐら)、毎月第二日曜日10:00〜

神事は厳かにスタート

祭祀さんと巫女さん

 雅楽器と華麗な舞い

参拝者と神事用の御神物

 日本の原風景を見ているような感じ

神事は進み…クライマックスへ
境内真ん中に供えられてある大きな釜
そこに入っている御湯を

ふぁっさぁ〜
ふぁっさぁ〜

って、御神物の葉で
あたりへふりかける巫女さん

その御湯を少しでもいただこうと
常連の方は始まる前に定位置で
タオルをセット!
(その後、御湯のかかったタオルを持ち帰りどうするのだろう…わが家は洗ってしまいました)
たくさんの御湯を浴びているその時

初めて参加する両親を背に
息子がハンカチを握り
巫女さんの近くへ歩きだす
(えっ!?止めないとあかんよな…)
と、思った瞬間

ハンカチを自分のいた少し前に
ぽとり
と、供えるように置き
また定位置の私の膝下へ

何をしたのか
何が起こったのか
少しぼーっとしてしまった
(後で妻と話をすると、同じ時に同じことを考えていた)

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神様がいるとかいないとか
わからない
でも、子どもは見えないものが見える
感じられないようなことが感じられる
そんなことを思わせてもらった一瞬の出来事

マダムは最後に、こうも言った
「素直なお子さんですね。すくすく成長されるでしょうね」
そして、その目には涙が浮かんでいた
私の目にも熱いものがあった

子どもは素直
もしかすると、この神事を知っていたのかもしれない
こんな小さな身体の中に、伝統文化が根付いてる
素直だからわかるのか、わかっているから素直なのか

頭で考える大人には
わからない、見えない世界があるのかな
それが、素直な世界なのかな…

リョウ

本日はJINにお越しくださりありがとうございます。このお話しを書いた 山崎 といいます。
もう一言だけ。 私の好きな言葉になります。

「私は大きなことをするために大学へ来て勉強しています。掃除のような誰にも顧みられ
ない小さなことにこだわっていては、大きなことが出来ないのではないでしょうか」とい
うものでした。
そこで私はその学生に、「あなたは大勢の人が見ている前で、道に落ちている一本の煙草
の吸殻を拾うことが出来ますか」と尋ねたところ、「拾えません」という返事でした。「あ
なたはずいぶん立派な体格をしていますね。手を見せて下さい。こんな立派な手があって
どうして拾えないのですか」とさらに聞くと、「恥ずかしいから、とても出来ません」と言
うことでした。
この学生がいうとおり、私たちは道に落ちている煙草の吸殻、空き缶一つ拾うのにも、
大きな勇気と広い心がなければ出来ません。
「私は毎朝、自分の会社の周辺と道路の掃除をしています。バス停にはいつも5・6人
の人がバスを待っています。その目の前でゴミ拾いをすることは、なんとなく気恥ずかし
ものです。ましてや、その人たちの足元に落ちている吸殻を拾うのには、相当の抵抗があ
ります。しかし、人間というのは、そうした抵抗を超えていくことで心が鍛えられ、より
成長出来るものだと思います。ですから吸殻を一日に少しずつでも拾って歩けば、そのた
びに大きな勇気を得ることになります。
「私はこの吸殻や空き缶を拾うことだけが目的ではなく、日本をゴミ一つない国にした
いと思っています。これを小さなことだと思いますか?」と尋ねました。
学生は即座に「大きなことだと思います」と答えてくれました。
「そうでしょう。やっている行為は小さく見えても、実は大きな意味があるのです」と
お話ししました。

鍵山秀三郎 ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる より .

よろしければ、他にもいろいろなお話しをご用意しております。お時間ありましたらぜひご覧になってみてください。