JIN

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坐り(座り)方のお話。

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日本には古来から大切に受け継がれてきた座り方がある。

坐禅と正座

どちらも見た時の美しさがなんともいえない。
ただ、どちらの坐り方も足がしびれやすいという点において苦手な人も多い、かくいう自分もその一人。

なぜ、坐り方を大切にしてきたのだろう?
それは…いのちを守るため、次の動作へスムーズに入るため。
精神を鍛えるため、肚を据えるため。
どのようであっても、意味があってこの坐り方なんだろう。

では、なぜ最近は座禅を組んだり、正座をしたりする文化がなくなったのか?
まず、畳の間がなくなりつつあり、椅子に座る人が圧倒的に多い。
座禅や正座で足がしびれるのがいや。
子どもを座らせておくことが難しいなど…

本当にそれでいいのか日本人!?
正座をすれば足が短くなる。
だから、正座はしないでいいんだ。
そんな話を聞いたことがある。

座ることもつらいけど、我慢して座る大切さを大人が示していく。
すると子どもは自然と真似をするようになるだろうし、座禅や正座の価値はどんどん高まると思う。
正座をすれば、こころが落ち着き我慢もできるだろう。
内臓にだっていい。

昔むかし、人は5感以上の何かを得ようとして座った。
視覚・味覚・聴覚・触覚・嗅覚の次の第六感…。
自然への感謝の思いで座っていたのかもしれない。
躾ける意味で座らせたのかもしれない。

ただ座る。
されど坐る。
正座のきれいな大人になりたい。

リョウ

本日はJINにお越しくださりありがとうございます。このお話しを書いた 山崎 といいます。
もう一言だけ。 私の好きな言葉になります。

口先だけ、口からでまかせ、口で息をすると肚に力が入らない。
口で伝えていくうちに想像していたことが実現する。
自分の言ったことに責任を持つ。
口(頭で考える)ではなく、実践(身体を動かす)の重要性。
言うは易く行うは難し。

相田みつを 口ではなぁ より .

よろしければ、他にもいろいろなお話しをご用意しております。お時間ありましたらぜひご覧になってみてください。